武蔵野鉄道愛好会 / 自転車 9月21日

同級生が文化祭の準備にいそしんでいる中、当方は秩父を目指して自転車を漕いでいました。
決して準備をサボったわけではなく、今年はクラスとしては文化祭に参加しないことになっているのです。

I. 自宅から吹上峠

秩父に行くとなれば国道299正丸峠経由が一般的でしょうが、 この経路は以前に走ったことがあるので今回は成木街道こと埼玉県道53号を走ってみる事にしました。 自宅からは多摩湖自転車道、青梅街道、新青梅街道と走り見覚えのある交差点へ。

黒沢二丁目交差点。前回は入間川で撮影をした後だったので写真手前の路からこの交差点に進入しています。 今回は写真左手から右手へと抜けることに。黒沢交差点から数百メートル上ると吹上トンネルが口をあけています。

ここが前回訪れた際にレポートを書くとか書かないとか抜かしていながら結局書かなかったあのトンネルなんですね。 明治、昭和、平成と3世代のトンネルが存在する吹上峠は都内屈指の心霊スポットとしても有名ですが、 霊感の"れ"の字もない自分には全く関係ないこと。 早速トンネル内を見て周る事にしました。

現在使用されているのは開通した新吹上トンネル(上の写真)で平成元年の開通だそうです。 以前は昭和33年に完成した吹上隧道が使われており、さらにそれ以前には明治時代に竣工した旧吹上隧道が使用されていたといいます。


(写真上 前回撮影)
旧吹上トンネルへの分岐点。ガードが設置されており自動車は入れませんが、歩行者・自転車などは容易に進入する事ができます。 ここの見た目だと今も現役の路に見えますよね。私も初めて訪れたときはそう思ってました… (ちなみに写っている自転車は私の旧自転車。サブナードスポーツって奴ですが、9500キロあまりの酷使に耐え、現在は引退しています。)








なんと路の半分以上が草に覆われていました… 路面の荒廃も結構進んでいました。 写真右はトンネルの入り口。こちらも草木に覆われてしまいそう。

ひんやりとした空気が漂うトンネル内部の荒廃はあまり進んでいませんでした。 写真は前回の撮影ですが照明もちゃんと点いています。これは森林管理の人などが普段通行しているするためだと言います。

続いて明治トンネルへ。普通に走っていると見過ごしそうなここが明治トンネルへの分岐点。現在のトンネルから少し戻ったところにあります。

アップダウンの続く路を暫く行くと未舗装の路になりさらに進むとご覧のように。まさに林道ですね。
なおこの近くには民家が1件だけあり、騒いだりすると迷惑になるのでお越しの際は配慮をお願い致します。

昭和トンネルを見下ろすことができます。

途中にはブロックがあり一応封鎖と言う事になっていますが、ほとんど意味を成していないようですね。

上のカーブを曲がったあたりに峠の茶屋の廃屋があります。コレが色々な噂の耐えない廃屋で隧道とあわせて心霊スポットを演出しています。 私が何にも感じなかったのは言うまでもありませんが。


茶屋の角を過ぎると明治隧道が見えてきました。切り通しの奥に見える堂々とした佇まい。100年以上のときを経て現在に至っています。

一部崩れているポータル。

トンネル内部の様子。水が溜まっていますが大きな崩壊などは無い様子。 このときは懐中電灯を持っていなかったので(怖かったかr)内部には入っていませんが、よく肝試しに使われるとか。

なお初めに書いておくべきでしたが、ここで紹介した明治隧道の写真は前回の訪問で撮影したものです。 現在はこのような柵が設置されており近づく事が出来なくなってしまっています。訪れる人のマナーが悪かったからでしょうか。 「関東政皇社」と書いてあります。グーグル先生も分からないと仰っていますが、何なんでしょう。


II. 吹上峠から山伏峠

さて吹上峠散策はこの辺にして、成木街道をさらに進んでいきます。 平日のためかトラックが多く自転車での走行には気を使います。大抵のトラックは大きくよけてくれるので事故になる心配はなさそうですが疲れます。

山の中に突如現れる交差点。ここを直進すると有名な軍畑橋梁の下をくぐり奥多摩街道へと合流します。 前回はもちろんそうしたわけですが、今回はコレを右に進み松ノ木トンネル、小沢トンネルを越え名栗村へと向かっていきます。


ここから山伏峠手前まではダラダラと上り。ところが山伏峠の3キロ辺りから急に勾配がきつくなりました。 地図で見た感じ物凄い九十九坂の上、急坂の注意書きまでしてあったぐらいで、ハァハァいいながら登っていると一人のローディに追い越されました。 さすがだなーと思いながら軽く会釈をして自分のペースで上っていると上のほうから声が。

「この先もっときついぞ〜」

 工工エエエ(´д`)エエエ工工  ウソでもいいからあと少しだぞ〜って言ってくれれば良かったのに、そんなこと言われたらやる気無くなるじゃん… うわーん。  実際にその先はさらにきつくそして思った以上に長くかなりきつかった〜 一体なんでこんなところに道を作ったんだか。 下を見ると今通ってきた道が見えます。はしごで登ったほうが速そうだ。

III. 山伏峠から西武秩父

山伏峠はのぼりがきつかった割に頂上には何もなく写真を撮るまでもないのでさっさと下山しました。 暫く進むと広場があり正丸峠へ通じているので少し上ってみました。


峠はやっぱりこうでなくちゃ〜 達成感と出迎えてくれる素晴らしい眺め。山登りにはコレがなくちゃやってられませんよね。 はっきり言って何処が見えているのか分かりかねますが、ビルや大きな建物も見えました。東京でしょうかね。

ここからは国道299との合流地点までずーっと下り。くねくねとカーブを曲がり風を切って走ります。 はるか昔秩父に行こうとして挫折した正丸トンネル出口まで3キロほどです。

これが正丸トンネル秩父側。全長1918メートル。 大型トラックがバンバン走っているのですが歩道がない上道路は狭く、自転車での通行にはかなり勇気が要ります。 特に東京側から秩父側に向かって上りになっており通過にはかなりの時間を要します。 今回山伏峠経由を選んだのはこのトンネルを通りたくないからでもありました。だって怖いもん。

なお帰りは体力的にこのトンネルを経由して帰りましたが、下り坂なので40Km/h以上で疾走、 途中でトラックが来たため止まって退避しましたが何とか無事に脱出する事が出来ました。

この後適当に秩鉄の撮影をしていましたが、大した写真が撮れませんでしたので省略。

V. 帰宅

正丸トンネル、299、新豊水橋と所沢を経由して帰宅しました。
全行程150キロあまりのうち、行きが90キロ、帰りは60キロでした。 途中でメーターをリセットするというヘマをしたので平均はあまり当てになりませんが、全行程21Km/h、 帰りは23.2Km/hという具合でした。帰りが異様に早いのは下り坂のせいで、正丸トンネルから自宅までほとんど下り坂なのですw

というわけで鉄道サイトにもかかわらず自己満足の自転車旅行記を書いてみました。 今後もあるか分かりません。長文駄文最後まで読んでいただきましてありがとうございます。


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