3.半導体素子 3-1.半導体素子とは
3-2.ダイオード まずはダイオードからだ。皆さんは発光ダイオードというものは聞いたことがないだろうか。電光表示板などに多く利用されているが、あれは電球ではなく、半導体を利用して発光している。ダイオードとは一般的には、電気の流れを一方にしか流さない作用をもっている。それに光る特性を付け加えたのが発光ダイオードということだ。図3.3-1にその回路図を示す。ダイオードにはそれぞれに端子がついており、プラス側をアノード(A)、マイナス側をカソード(K)と呼んでいる。 3-3.サイリスタ
この名前を聞いたことがある人はかなりいることだろう。「トランジスタラジオ」と呼ばれるシロモノに使用されているものだ。トランジスタには先ほど述べたサイリスタと同様にスイッチの機能と、増幅という二種類の機能を持っている。その回路図を図3.3-3に示すが、トランジスタはサイリスタ同様三つの極を持っている。但し、それぞれはエミッタ(Emitter)、コレクタ(Collector)、ベース(Bace)と呼ばれている。トランジスタの場合、オン、オフの制御はベースに電流を流したりきったりすることによって可能となります。では増幅は?。これは弱い電気信号をベースに流すとそのままスイッチとして機能するので別電源の電流がそれと同じように流れ、増幅しています。但し、電車の制御では電流のオン、オフ制御がメインです。問題はかつてのトランジスタは高い電圧に耐えることができなかったので電車の制御には到底使えませんでした。しかし、今はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transister、絶縁ゲート型両極性トランジスタ)という高い電圧にも耐えられるトランジスタが開発され使用されています。 電気車の制御に必要な予備知識はこんなものだろうか。ここで書いた内容は中学生あるいは高校で学ぶような内容が非常にたくさんある。できる限りわかりやすく書いたつもりではあるが、この内容を全て覚えておくのは難しいところがあるかもしれない。とりあえずイメージとしてそれぞれのものはこんな感じだと思っていただければありがたく思う。というわけで続いて電気車の制御方式本編へと突入していこう。 Copyright © 2003-2006 Izakku, All rights reserved.
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